78CDR-3132
ラロ:スペイン交響曲作品21
ナタン・ミルスタイン(ヴァイオリン)
ユージン・オーマンディ指揮
フィラデルフィア管弦楽団
米 COLUMBIA 12067/69-D(Set MM-564)
(1944年11月19日&1945年3月15日ファイラデルフィア、アカデミー・オブ・
ミュージック録音)
ナタン・ミルスタイン(1903-1992)はロシアのオデッサ生まれ。11歳でペテルブルク音楽院に入学、名ヴァイオリン教師レオポルド・アウアー(1845-1930)に師事した。のちにピアニストのホロヴィッツと知り合い一緒に演奏旅行をした。1929年にストコフスキー指揮フィラデルフィア管弦楽団のコンサートでアメリカにデビュー、1942年にアメリカ市民権を得た。この「スペイン交響曲」は第2次世界大戦末期の録音。溌剌として生気に満ちた演奏は後年のものとは違った味を持つ。ミルスタインはJ.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番(78CDR-3078)が本シリーズで出ている。