78CDR-3118
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調 K.216
ジャック・ティボー(ヴァイオリン)
ポール・パレー指揮管弦楽団
仏 POLYDOR 566230/232
(1947年10月29日パリ録音)
ジャック・ティボー(1880-1953)は20世紀フランス最高のヴァイオリニスト。モーツァルトの作品を得意として生涯プログラムの中心だった。この録音は第2次世界大戦後の1947年、ティボーが67歳の時のもの。指揮者のポール・パレー(1886-1979)は1911年パリ音楽院の作曲部門でローマ賞を得て、後に指揮者として活躍した。戦後の1951年アメリカのデトロイト交響楽団の指揮者に就任1963年まで務めた。DSDトランスファーによってこれまでの復刻LPとは違ったティボーのエレガントなヴァイオリンが聴ける。ティボーはモーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番 K.219(78CDR-3209)、モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第6番 K.268(78CDR-3080)が出ている。