78CDR-3116
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第7番ハ短調作品30-2
ヴォルフガング・シュナイダーハン(ヴァイオリン)
フリートリヒ・ヴューラー(ピアノ)
英 COLUMBIA LX8673/6
(1947年12月1&6 日ウィーン録音)
おそらくLP、CDでの初復刻。ヴォルフガング・シュナイダーハン(1915-2002)はウィーン生まれ。幼少期に神童と注目されヴォルフィの名でオーストリア・コロンビアに小品の録音があった。17歳でウィーン交響楽団の第1ヴァイオリン奏者になり、その後ウィーン・フィルハーモニーに入り、1937年から1950年までコンサート・マスターの地位にあった。その時期にシュナイダーハン弦楽四重奏団のリーダーやエトヴィン・フィッシャー・トリオのメンバーとしても活躍した。このSP録音はシュナイダーハンがドイツ・グラモフォン専属になる前のもの。ピアノのフリートリヒ・ヴューラー(1900-75)はウィーン音楽アカデミーに学び、母校の教授をつとめた。LPの初期に米VOXに録音を残していた。