78CDR-3105
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品77
フリッツ・クライスラー(ヴァイオリン)
レオ・ブレッヒ指揮
ベルリン国立歌劇場管弦楽団
独 ELECTROLA BD1120/24
(1927年11月21,23,25日ベルリン、ジングアカデミー録音)
フリッツ・クライスラー(1875-1962)は電気録音最初期の1926/7年にベートーヴェン、メンデルスゾーン、ブラームスのヴァイオリン協奏曲を指揮者レオ・
ブレッヒとベルリンでHIS MASTER'S VOICEに録音した。このブラームスがベートーヴェン、メンデルスゾーンより1年遅かったため前2作品より優れた音質の録音になっている。クライスラーは1936年に3大協奏曲をロンドンで再録音した。これらはすべて78CDRシリーズで復刻されている。50歳代初頭のクライスラーと60歳代に入ってからの演奏を聴きくらべるのも面白い。