78CDR-3104
ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調作品95「新世界より」
ジョージ・セル指揮
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
米RCA VICTOR 12259/63 (英HIS MASTER'S VOICE C2949/53 と同一録音)
(1937年10月30日ロンドン、アビー・ロード第1スタジオ録音)
指揮者のジョージ・セル(1897-1970)はハンガリー生まれ。ウィーンとライプツィヒ学んだ。10歳の時にピアニストとしてウィーン交響楽団の演奏会でデ
ビュー、17歳でベルリン・フィルを指揮した。リヒャルト・シュトラウス(1864-1949)のアシスタントを務めたこともある。1930年から36年にはチェコ・フィ
ルの音楽監督、1942年から46年にはニューヨークのメトロポリタン歌劇場の指揮者だった。1946年にアメリカ市民となり、46年から70年までクリーヴランド管弦楽団の音楽監督の地位にあった。この録音はカザルスをソリストに迎えたドヴォルザーク:チェロ協奏曲(78CDR-3060)の半年後、チェコ・フィルがヨーロッパ・ツアーした際にアビー・ロードで録音された。