78CDR-3097
モーツァルト:弦楽四重奏曲第17番変ロ長調 K.458「狩り」
レナー弦楽四重奏団
米 COLUMBIA 67740/2-D (原録音:英 COLUMBIA L2261/3)
(1928年11月3日ロンドン録音)
この録音が行われた1928年秋、英国COLUMBIA社はカペー弦楽四重奏団とレナー弦楽四重奏団の2大カルテットを擁していた。この時代は同一レーベルが同一曲を別団体で録音することは極力避けられていた。レナー弦楽四重奏団の「狩り」はこのような状況の下で録音された。この団体の最も得意とした曲と言える。ハンガリーのブダペスト音楽院出身の4人の奏者は、革命後祖国を離れてロンドンを中心に活躍した。モーツァルトの録音はクラリネット五重奏曲(78CDR-3045)、弦楽四重奏曲第14番K.387(78CDR-3055)、弦楽四重奏曲第15番 K.421(78CDR-3062)、弦楽五重奏曲ト短調 K.516(78CDR-3085)がこのシリーズで出ている。この復刻には米COLUMBIAのブルー・シェラック盤を使用した。