78CDR-3076
R.シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調作品18
タルティーニ=クライスラー編:コレッリの主題による変奏曲
ジネット・ヌヴー (ヴァイオリン)
グスタフ・ベック (ピアノ)
英HIS MASTER'S VOICE DB4663/6
(1939年ベルリン録音)
ジネット・ヌヴー (1919-1949)の20歳の時の録音。初録音はこの録音の前年の1938年、同じくベルリンで12インチ盤2枚と10インチ盤1枚だった。リヒャルト・シュトラウスのヴァイオリン・ソナタは作曲者が24歳の作品で、シュトラウスは室内楽の作曲をこれ以降せず、交響詩やオペラに集中するようになった。ヴァイオリン・ソナタにはその後の交響詩やオペラに聴くフレーズが顔を出して思わず微笑んでしまう魅力的作品。ヌヴーは真摯な情熱を傾けて演奏を展開する。