78CDR-3051
ショパン:ピアノ・ソナタ第3番ロ短調作品58
アルフレッド・コルトー(ピアノ)
英 HIS MASTER'S VOICE DA1333/6
(1933年7月6日ロンドン、アビー・ロード第3スタジオ録音)
20世紀最高のフランスのピアニスト、アルフレッド・コルトー(1877-1962)は1892年パリ音楽院のルイ・ディエメール(1843-1919)のクラスに入り研鑽を積む。1896年一等賞を得て卒業。ワーグナーに心酔し1897年バイロイトに赴き合唱指揮者となった。1902年には「神々の黄昏」と「トリスタンとイゾルデ」のパリ初演をし、またソプラノのフェリア・リトヴァンヌ(1863-1936)のピアノ伴奏者として初レコード録音を行った。このショパンのピアノ・ソナタ第3番はコルトーの2回目の録音。録音時コルトーは56歳だった。このシリーズでコルトーはショパン:ピアノ協奏曲第2番(78CDR-3000)、ショパン:エチュード作品10(78CDR-3001)、サン=サーンス:ピアノ協奏曲第4番(78CDR-3008)、ラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲(78CDR-3032)、ショパン:24 の前奏曲(1926年版)(78CDR-3043)、ショパン:エチュード作品25(78CDR-1061)、ショパン:ワルツ集(78CDR-1072)、ラヴェル:ソナチネ+水の戯れ(78CDR-1083)、J.S.バッハ:コンチェルト・ダ・カメラ+アリア(78CDR-1094)、フランク:交響変奏曲(78CDR-1130)、ショパン:24の前奏曲(1933年版)(78CDR-3181)が出ている。