78CDR-3049
(ロッテ・レーマンのアメリカ・ヴィクター録音による)
シューベルト:歌曲集「冬の旅」作品89 D.911より
①第5曲「菩提樹」
②第8曲「かえりみ」
③第13曲「郵便馬車」
④第15曲「からす」
⑤第17曲「村にて」
⑥第18曲「嵐の朝」
⑦第19曲「まぼろし」
⑧第20曲「道しるべ」
⑨第21曲「宿」
⑩第22曲「勇気」
⑪第23曲「幻の太陽」
ロッテ・レーマン(ソプラノ)
パウル・ウラノフスキー(ピアノ)
米VICTOR 2108/9, 17190/1
(1940年2月25日&26日録音)
ロッテ・レーマン(1888-1976)の「冬の旅」はアメリカのコロンビアとヴィクターの2社に録音された。ヴィクター社への録音はコロンビアの1年前の1940年で11曲が10インチ 2枚、12インチ 2枚だった。レーマン52歳の録音。シューベルトの書いた曲順で収録すると、レコード会社による音の違いが気になるため、コロンビアとビクターを別々に収録した。ピアノのパウル・ウラノフスキー(1908-1968)はウィーン生まれでニューヨークに没した。アメリカ時代のレーマンの録音の伴奏の多くを手掛けた。シューベルト:「美しい水車屋の娘」ほかのレーマンとの録音がある。ダイレクト・トランスファーに声楽が初登場。歌詞はついていない。