78CDR-3023
モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番イ長調 K.488
(カデンツァ:ピエルネ)
マルグリット・ロン(ピアノ)
フィリップ・ゴーベール指揮
パリ交響楽団
米 COLUMBIA 68566D/68D(原録音:仏 COLUMBIA LFX408/10)
(1935年12月13日パリ録音)
マルグリット・ロン(1874-1966)はフランスのニームに生まれた。17歳でパリ音楽院の一等賞を得た後、1893年19歳でコンサート・デビュー。1906年32歳でパリ音楽院の教授に就任した。弟子にはサンソン・フランソワ(1924-1970)、イヴォンヌ・ルフェビュール(1898-1986)、リュセット・デカーヴ(1906-)、ジャン・ドワイヤン(1907-1982)、ジャック・フェブリエ(1900-1979)、ニコール・アンリオ=シュワイツァー(1925-)等初期LPの時代に活躍した人がいる。1943年ヴァイオリニストのジャック・ティボー(1880-1953)と共に若い優秀な音楽家を発掘する国際音楽コンクールをパリに創設した。ロンは高名な割に録音が少ない。2006年のモーツァルト生誕250年にSP録音のモーツァルトを復刻した。SP原盤に小傷が多いのをご容赦願いたい。